政府が在職老齢年金制度の廃止検討!紛らわしいため勘違いをする人が続出!!

ニュースの概要

本日、年金制度に関わる以下のニュースが報道されました。

政府・与党は、一定以上の収入のある高齢者の厚生年金支給額を減らす「在職老齢年金制度」廃止の検討に入った。政府は、意欲のある高齢者が働き続けられるよう制度改正する方針を打ち出しているが、在職老齢年金には支給されるはずの厚生年金が減額され、高齢者の就労意欲をそいでいるとの指摘がある。高齢者の就労を後押しするには制度廃止が必要と判断した。来年の通常国会に厚生年金保険法などの改正案の提出を目指す。

 引用:毎日新聞

『在職老齢年金制度廃止』という見出しから、将来的に年金額が減らされてしまう!!という印象を受けますよね。。。

管理人も最初報道を見たときは「えっ!!」となりました。

同様の印象を持った方も多いようで、Twitter上では以下のようなツイートが散見されます。

じいちゃん「黄色いベスト」着てどこ行くの?「ああ、厚生省をぶちかましに行ってくるわ」老齢年金需給者の皆さん大集結!!なめんなよ、年寄を(><*

引用:Twitter

。。。また奪うことしか考えてない😓。

引用:Twitter

ただ、よくよく理解すると事実は真逆なんですよね。

制度のネーミングや見出しがミスリードしてしまっていると思います。

以下で「在職老齢年金制度」について簡単に説明します。

「在職老齢年金制度」とは?

在職老齢年金とは、老齢厚生年金の受給権者が60歳以降も働き、給料などの報酬を受けている場合に、その人の基本月額と総報酬月額相当に応じて、老齢厚生年金の額の一部もしくは全額が支給停止される仕組みをいいます。

引用:マイナビニュース

これを読んでも分かりにくいですよね。

要約すると「60歳以降も働いている人は年金支給を減額しますよ!」という、本来受け取れるはずの年金を受け取れなくする制度なのです。

そして減額の度合いについては、その方の収入に応じて増減します。当然、収入が大きくなればなるほど減額も大きくなるんですね。

つまり、「在職老齢年金制度」廃止とは、将来的に支給される年金が増える方向の検討なのです!!

まとめ

「在職老齢年金制度」普通に考えれば、なんだそれ、な制度ですが、所得格差の縮小・年金財源の確保などいろいろな複雑な状況を踏まえての制度でした。

ただ、将来的に少子高齢化による労働世代の減少が確定ですので、高齢者の労働も見込んでいく必要があります。

そのために政府としては、高齢者の就労意欲を削ぐような制度は廃止しておきたいということだと思います。

ただ、当然「在職老齢年金制度」を廃止することで、年金の財源が圧迫されます。

ただでさえ将来的な年金支給が危うくなっている状況ですので、不安を増長する結果にならないか心配です。。。

やはりこれからは自分の面倒は自分で見る世の中になっていくのかもしれないですね。