池田清彦のツイートが炎上?コロナ禍と太平洋戦争を結び付け政府批判

新型コロナ関わる全国的な自粛が始まって3週間ほど経過しますが、新たな感染者の増加が弱まりつつあり、小康状態に入ってきているように感じます。

これが自粛の効果であれば嬉しいですね。

ただ、ゴールデンウィークも控えており、少なからず人の移動は起こりそうですので、まだまだ気は抜けませんが。。。

これだけ天気が良いと外出したくもなりますが、何とか踏ん張ってこの状況を乗り越えていきましょう。

そんな中、著名なコメンテーターの方のツイートにとてもモヤモヤしたので記事にしたいと思います。

皆さんは池田清彦さんという方をご存知でしょうか?

フジテレビ『ホンマでっか!?TV』で良くお見掛けする早稲田大学名誉教授(生物学者)で、そのはっきりと分かりやすい語り口から人気のコメンテーターです。

。。。なのですが、この方が最近ツイートした内容についてネット上で物議を醸しています。

問題のツイート(4/28)がこちら。

現在全国的に続いている『自粛』の状況を、太平洋戦争下の社会情勢(『欲しがりません勝つまでは』)と絡めて、その類似性を指摘しています。

政府が行っている新型コロナ対策を批判したいのだと思いますが、「だったらどうしろと」という気持ちが湧いてきてモヤモヤします。

今回のこのツイートから、

『耐え難きを耐え、忍び難きを忍び』

という、昭和天皇による玉音放送の一節を連想した方も多かったようです。

もちろん、政府が取っているコロナ対策が正しいとは思いませんし、後手後手に回っているのは理解します。

ただ、『コロナ禍』のこの状況を『太平洋戦争』と結びつけるのはいかがでしょうか?

ご自身も72歳で戦後生まれなので、戦争は経験されていないはずですし。

ここまでウイルスが感染拡大してしまった(水際対策が失敗してしまった)以上、世界中どこを見てもロックダウンや自粛を行うことでしか、新型コロナウイルスを抑えることが出来ていません。

各国が最優先で治療薬の研究を進めていますが、それにも1年以上の期間が掛かる見込みです。

治療薬がない以上、それまでは感染したら対処療法でしかウイルスと闘うすべがないのです。

そんな中、人々が無制限に行動すれば、あっという間に病床は不足し、医療設備も不足し、イタリアのような医療崩壊を招いてしまいます。

そのため、出来るだけ人々の接触を減らし、感染数を抑えながらギリギリ綱渡りの状態で治療薬の完成を待っているのです。

そんな状況を『ダラダラと負け戦を続けていても』と表現されるのは識者としてどうなのでしょうか?

自分ひとりの力ではどうすることも出来ない状況だからこそ、協力して乗り越えていかなければいけないと思います。

これまで私たちが経験したことのない危機なのですから、これからどうなるかなんて正解を知っている人はいません。

先が見えない以上、現状を正確に把握し、試行錯誤しながら進んでいくしかないように思います。

協力するためには我慢することも必要です。

世の中に影響力のある方なのですから、単なる批判ではなくもう少し建設的な意見を拡げていって欲しいものです。。。

また、4/26には医療関係者の方のツイートに対し、以下のようなコメントも行っています。

戦争に結び付けるのが池田教授の中でトレンドなのでしょうか。。。

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