志村けん、新型コロナで入院後の容体は?ICUで使用する人工心肺”ECMO(エクモ)”とは

日本を代表するタレントの一人である志村けんさんが、新型コロナへの感染で入院してから2日が経過しましたが、未だに情報が錯綜しています。

一部では「快方に向かっている」という情報がありますが、人工心肺装置取り付けのために転院し、ICUへ入っている、という具体的な情報があるため、依然として楽観視できない状況にあると思います。

これまでの経緯は以下をご覧ください。

志村けん新型コロナ感染で危篤か。ICU(集中治療室)で人工心肺を取り付け意識混濁との情報も

また、本日は芸能界のみならず球界にも激震が走りました。

阪神タイガース・藤浪晋太郎投手の新型コロナへの感染が確認されたのです。

藤浪晋太郎が新型コロナに感染!嗅覚異常(味覚障害)が初期症状として現われる

次々に感染が拡がっていますが、こういった社会に大きな影響を与える人たちの感染で、私たち一人一人が緊張感を持って対応していかなくてはならないと改めて意識させられます。

志村けんの容体は?

志村さんは24日に人工心肺装置装着のために転院してから、ICU(集中治療室)で治療を続けていますが、現在でも状況は変わらないものと思われます。

というのも、志村さんに装着された人工心肺装置は「ECMO(エクモ)」と呼ばれる装置で、これは低下した肺の機能を人工肺で補うことができる装置です。

この装置はあくまで、自発的な肺呼吸が困難な患者に対して使用されるもので、肺の機能を一時的に代替し、本人の心肺機能が回復するまでの「時間稼ぎ」をする装置なのです。

つまり、この装置を取り付けたからと言って、新型コロナウイルスを減らしていくことは出来ないのです。

新型コロナウイルスは、急激に容体が悪化する傾向があることは知られていますが、悪化後に急速に回復するという報告は今のところありません。

一般的に、5~7日程度で入院し、重症化する場合は10日目以降にICUへ入室、という経過をたどることが多いようです。

(詳しくは厚生労働省が提供する『新型コロナウィルス感染症(COVID-19)診療の手引き』をご覧ください。)

つまり、ICUへ入室後数日の志村さんは依然として病状と闘っている最中である可能性が高く、一部の「病状の峠は越えた」という報道は、これまでに積み上げられた症例からは考えにくいです。

また、ECMO(エクモ)の効果(心肺機能の回復)が現われてくるのは、一般的に1週間前後と言われており、来週半ばくらいまでは予断が許さない状況が続くのではないでしょうか。

なお、3月11日時点までで少なくとも23人が、ECMO(エクモ)を用いた治療を行っているそうです。

現在では、そのうちの12人が既に回復しており、死者は出ていないということです。

この点では少し安心できるのではないでしょうか。

もちろん、最後はご本人の体力や回復力が決め手になりますので、何としてもこの困難を乗り切って元気な姿を見せて欲しいです。

志村さんが回復し元気な姿を見せてくれることで、私たちがこの困難を乗り越えていくための活力になると思います。

(2020/3/30追記)

闘病の甲斐なく29日に志村けんさんがお亡くなりになったそうです。

これまでの経緯を以下の記事にまとめました。

志村けん新型コロナで死去。ICUで人工心肺装置使用もなぜ助からなかったのか。亡くなるまでの経過は?

改めてご冥福をお祈り申し上げます。

(他にも新型コロナウィルス関連の記事を書いています。お時間があればご一読ください。)

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